こんにちは。栄養士修行中の関谷です。

今回は、健康診断や人間ドッグでの、
血糖値に関わる項目について詳しく解説していきます。

結論からいうと、健康診断も人間ドックも、
血糖値に関する項目は共通していて、この2つです。

血糖値に関する項目

【糖代謝系検査】

  • 空腹時血糖値
  • HbA1c

この2つの指標「空腹時血糖値」と「HbA1c」を基準にして、

「糖代謝に異常がないか?」
「糖尿病の危険性がないか?」

という判定をしています。

ここからは、もう少し詳しく解説していきます。

空腹時血糖値

血糖値は、血液中のブドウ糖の濃度です。
空腹時血糖値は、その名の通り9時間以上食事を摂らない状態で、
血糖の量を検査した数値です。
採血をし、血液検査によってわかります。

健康診断当日朝に食事を取れない理由の1つですね。
(他にも、「胃のX線検査」や「大腸内視鏡検査」なども理由の1つです)

血糖値は、体質や体の状態、ストレスなどの精神状態などに左右されますが、
食事によって大きく数値が変わってきてしまうので、
食事内容によって左右されない、空腹時の血糖値を測定し、
異常がないか?糖尿病の危険性がないかの判定をしています。

基準値NGSP値4.6~6.2%

ただ、前述の通り、
血糖値は体質や体の状態、ストレスなどの精神状態などにも左右されるので、
血液検査をした時に限って血糖値が低かったりして、
病気の前兆を見逃してしまう可能性もないとは言い切れません。

そんな血液検査による血糖値の信頼性を克服したものが、もう1つの指標となる『HbA1c』です。

HbA1c

「これなんて読むんだろう?」
って思いませんか。
「ヘモグロビンエーワンシー」と読みます。

空腹時血糖値と同じで、血液検査からわかります。

基準値NGSP値4.6~6.2%

難しい説明は省略しますが、
HbA1cは、空腹時血糖値と比べると、より安定した指標といわれています。

なぜなら、血糖検査では、血液を採取したときの血糖値しかわかりませんが、
HbA1cは、1~2か月間の血糖の状態を、推測することができるからです。

そのため、HbA1cは、糖尿病の指標になったり、改善状況の経過観察をするのに役立ちます。

余談ですが、HbA1cの表記は以前JDS値とよばれる表記が使われいましたが、
日本しか使っていない表記だったので、国際標準であるNGSP値に切り替えることになりました。
NGSP値は従来のJDS値に0.4を足した数値となっています。

メタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の過剰な蓄積に加え、
「高血糖」「高血圧」「脂質異常」などの異常が2つ以上ある状態のことです。

この状態が続いてしまうと動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳卒中などの怖い病気を引き起こします。

メタボリックシンドロームの原因は、
食べすぎ、飲みすぎ、運動不足などの不健康な生活習慣でできた過剰な内臓脂肪です。

生活習慣(食事内容・禁煙・飲酒・運動など)を見直し、
内臓脂肪を減らしていくことが改善への第1歩となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

健康診断・人間ドックでの血糖値に関する項目は、

血糖値に関する項目

【糖代謝系検査】

  • 空腹時血糖値
  • HbA1c

この2つです。
「空腹時血糖値」「HbA1c」どちらも正常値に収まるように努め、
怖い病気の引き金を呼んでしまわないように、気をつけていきましょう!

おすすめの記事